2005年10月頃のブログの中でこの絵の制作過程をブログでやっていたので、
せっかくなのでそれをメイキング調にまとめてみました。
この絵自体はいつぞやのアニメディアのゲーム投稿のページに載ったり。

ちなみに技法的には今でも大体こんな感じでやってます。
そこも併せてご覧になれば、イラレでの制作&投稿絵のメイキングにもなるかも?



※下準備

完成イメージを脳内でうっすら思い描いときます。
確か最初のイメージでは的みたいな感じ… とか、
サウンドモードのハイアドベンチャーみたいな感じとか
色々と思い描いてたんでした… っけ?(聞くなや)

※とりあえず必要だったモノ

・絵を描く為のノートパソコン
・印刷機に繋がってるデスクトップパソコン
(要は印刷機に繋がってりゃいい)
・イラストレーターCS(別にCSでなくとも。)
・マウス(この時代はマウス使いだった)
・眠気と戦う力
・くじけぬこころ
・ファミコンウォーズへの愛

あ、余談ですけど制作時は
当日消印有効の前日〜当日の夜中にあわてて描いてました。
ギリギリ族です。あい。


1.下書き



とりあえずその辺の紙に下書き。
「その辺の紙」は大抵授業の不要紙とかミスコピーとかそんな感じ。
別にこの線自体をそのまま使用するわけでもないので、
取り込んだ際に、感じ的に分かればいいんです。

2.取り込み、パス入れ。色つけ。



先ほどの下書きを取り込む。
その後、さっきの下書きを「ベジェ曲線」の「線」を使ってなぞる。
色は「塗り」で一気にやってしまう。

今はちょっとこのなぞる→色付けの順はちょっと違います。
当時はこの環境だったと言うことで。

3.線に強弱を付ける



この絵で初めて「線に強弱を付ける」ことをしました。
はっきり言ってチャレンジ。

つか強弱付けている途中なので分かりづらいんですが
顔あたりが強弱付いてます。

この課程も今とちょっと違います。
今はパス入れの段階で強弱も付けてしまいます。
つか塗りで主線をパス入れ。線使わん。

4.配置



絵になるように並べます。
ここで最初のイメージ「的っぽく」とか
「ハイアドベンチャーっぽく」とかします。

私の絵はたいていこの行程がめんどくさくて途中放置になってます(コラ)

どうにも的とかハイアドベンチャーっぽくないという君。
きっと失敗したんだな。

5.印刷



ハガキサイズに印刷すれば速いんですが、
この時代、プリンタの使い方がよく分かっていないので
だったら最初から絵の方をハガキサイズにして大きい紙に印刷、
ハガキサイズカットした方が速かったんです。

何故か今でもハガキサイズに印刷せずA4に印刷してます。
そろそろきちんとハガキに印刷したいんですが…

6.投函



今回は時間無かったのでそのまま投稿。
もちろん、余裕のある時は封筒に入れて送りますよ。
何か汚れそうだし、2枚以上出すときは封筒の方が安いんですよ。

ちなみに、やむなくハガキで出す際は
「郵便ハガキ」または「POST CARD」と当て字面に描くことをお忘れ無く。

A4紙をハガキサイズにしたモノだと 一応分類としては手作りハガキですからね。

7.掲載



場合によってはこの課程は無かったりしますのでご注意(当たり前)
載った雑誌はとりあえず手元に確保しとくといいですよ。
紙媒体という残るモノに自分の絵が載ったときの衝撃たるやなかなかのものでして、
何度か繰り返す内に載ることが病みつきになってゆくのです。
私も初めて投稿絵が載ったときの心境は
驚きのあまり目が飛び出る
を通り越して
驚きのあまり飛び出た目をわしづかみにして川に向かって水切り石
級でした(謎)
いやね、それでなくとも数センチ飛び上がった。

そんな私も送った絵が雑誌に載る楽しさの虜になり、
WEBと平行して投稿活動をする一人であります。
最初の慣れていない内は没没没…と続くんですが、
一度コツをつかんでしまうとこの没が格段に減りますよ。
(※完全に没が無くなる訳ではないんですけども)

これを読んで「やってみたい」と思った方は是非是非投稿をば。
実際、投稿というのは実行したモノ勝ちです。送らないと始まりませんよ〜。
それにウェブメインという方は結構投稿とかしてなくて寂しいのですよ。


とまあこんな感じのメイキング調はいかがでしたでしょうか。
昔のブログ引っ張ってきただけだけど、なかなか面白くなったかと。



おまけ。
なるみ るくというのは私のペンネームですよ…



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